Feature
Neighborhood Portraits : GOOD THING – marin & tomono
fmn代官山本店から徒歩10分。
代官山と恵比寿の中間地点、閑静な住宅街に佇むGOOD THINGは、ヘアだけにとどまらずライフスタイルに寄り添い提案を続けている美容室です。地元住民はもちろん、アーティストやクリエイターなど感度の高い方々からも厚い支持を受けています。
本企画第一回目は、Instagramでも注目を集める、ディレクターのmarinさんと、スタイリストtomonoさんのお二人にインタビューを実施。
さらに今回、NIKEより今シーズン登場したShox Zを着用いただき、GOOD THINGが大切にしているお店へのこだわりから、仕事への姿勢、そしてお二人が日々のスタイルに込める視点について伺いました。

fmn:お店についてご紹介をお願いします。
marin:北参道に1店舗目、代官山に2店舗目を構え、ヘアだけじゃなくてライフスタイルもお客様に提供していきたいというのをコンセプトとして始めた美容院です。

fmn:この街の好きなところを教えてください。
marin:中心部なんですけど、すごく街が落ち着いているし、いろんな方面からのアクセスも良いところが好きなポイントです。
tomono:代官山の駅の方に行くとカフェがたくさんあるところが結構好きです。
fmn:Shox Zを履いてみていかがですか?
marin:これちょうど私、お店で試着していいなと思っていたんですよ。やっぱり格好良いなと思います。
tomono:Shox自体を2足ぐらい持っていて仕事でもよく履いています。Shox Zはすごくスリムで、今日はちょっとデニムと合わせたんですけど、全身タイトな服装に合わせても可愛いかなと思います。
私の足の幅が本当に狭いので、スリムなデザインですごくこれはフィットしてくれて嬉しいです。


fmn:Shox Zはどのようなシーンで使用したいですか?
marin:サロンワークではスニーカーを履くことが多いので普段のお仕事の時に履きたいし、黒いお洋服の時も、こういうエッジのあるアイテムがあると合わせやすくていいなと思います。
tomono:昔はブーツやヒールも仕事中に履いていたんですけど、最近はスニーカーを履くことがすごく多くて。プライベートでは、ボーリングにハマっているので、ちょっとスポーツをする時とかにも履けるのも嬉しいです。


fmn:仕事中のスタイルについて教えてください。
marin:とにかく動きやすいことと、適度な肌見せができる女性らしさもあるお洋服や、自分の体型にあったお洋服を選ぶことが多いです。


tomono:毎日できるだけ違うスタイリングをしたり、違う組み合わせで着たりすることを心がけています。美容室って鏡も多いですし、見られる仕事でもあるので、できるだけ違う服装をして、特に季節が変わった時には、お客さんも気分を変えに来てくださっているので、私もこういう服いいですよとお話できるように考えています。
fmn:美容師を志したきっかけは?
marin:小さい頃からおしゃれがすごく好きで、髪の毛とかも小さい頃から自分でやっていたんですよ。人の髪をやってあげるのもすごく好きだったので、お友達のとかもやってあげたりしていて。
なんとなくずっとお洋服やおしゃれが好きだなとは思っていたんですけど、高校生の時に街でサロンモデルに声をかけてもらった機会があって。その時に出会った美容室が衝撃的で。みんなミニスカート、厚底、キラキラのお洋服ですごく可愛いかったんですよ。かっこよくて可愛い人たちがこんなに可愛くしてくれるんだと思ってすごく嬉しかったんです。私もこれをやってあげたいなってシンプルに思ったのが美容師になろうと思ったきっかけです
tomono:私のお姉ちゃんも美容師をしているのでそれに憧れて、格好良いなっていうのと、お仕事をしていてすごく楽しそうだなと思って。あと何かを作るのが好きだったので、私もやりたいなと思って美容師になりました。
fmn:お客様はどんな方が多いですか?
marin:それこそおしゃれが好きな方はもちろんたくさんいらっしゃるんですけど、メンズのスタイリストも多くて、レディースでも結構ジャンルがバラバラなので、いろんなジャンルのおしゃれなお客様に来ていただいています。お店がある土地柄、近隣の方もたくさん来てくださいますし、GOOD THING からスタイリング剤やお洋服も出しているので、そういうのをいいなと思って、飲食店をやっている人や、お洋服を作っている方、アーティストやクリエイターの方たちも来てくださいます。
fmn:美容師人生の中で、ターニングポイントとなった瞬間があれば教えてください。
tomono:元々関西で6年くらい美容師をしていて、ここをオープンするタイミングで東京に上京してきたので、それが一番人生の中で変わった出来事だったかなと思います。
関西と東京だと担当させてもらうお客様の数も変わったし、やっぱり時間の流れがすごく早く感じます。
fmn:今後挑戦してみたいことや、描いているビジョンはありますか?
tomono:会社自体が美容師ともう一個なんでもやるのを推奨してくれているので、次何かやりたいなというのはあるんですけど、美容師の仕事が好きなので、この仕事を軸に外部の仕事だったり、何かできることを増やしていきたいなと思っています。


marin:GOOD THINGができてトータルで3年目なんですけど、北参道店の立ち上げも行ったし、代官山店のオープンももちろんいて。オープン時にお店のビジュアル撮影をしたものを本にして代官山蔦屋でポップアップをやったりとか、スウェットを3シーズン分ぐらい販売したりとか、個人でも洋服のブランドをやらせていただいたりとか、この3年でいろいろなことをやらせてもらっているのですが、引き続きもっと髪を通して美容以外のことでお客様に携われるようなイベントを拡大していきたいなと思っています。
fmn:「自分を貫く」というのは、あなたにとってどんなことですか?
marin:アシスタント時代はInstagramのフォロワー数がまだ3000人ぐらいだったんですけど、メイク動画が流行りだしたぐらいの時に休みの日も2年間くらい毎日あげたんです。そしたら3ヶ月で7000人ぐらい伸びて。それをずっと引き続きやっていたので、どんな時もやり続けるっていうのが自信になって、それが自分を貫いていることなのかなと思います。
tomono:どんな職業でもそうだと思うんですけど、流行りが変わっていく中で、それを全部受け入れすぎちゃうと自分がなくなっちゃうかなと思っているので、流行は自分が本当にいいなって思ったことだけを取り入れて、ずっといいと思っているものは変えない。そういうことを大事にしています。
fmn:仕事をする上で大切にしている価値観はありますか?
marin:どう見えたいかはよく考えていて、仕事中はこうありたいなをいつも演じてる。プライベートはあんまり気を張っていないんですけど、やっぱり仕事中はお客様にお金を払っていただいて、期待して来ていただいているので、できるだけ素敵でありたいとか、Instagramを見てきてくださるお客様も多いので、その期待を超えられるような提案ができたり、ここに来たことですごく変わったなと思ってもらえたりするような人物像でいつもありたいなと思っています。
tomono:美容師のお仕事をしている時だと、その人の生活スタイルに合うヘアスタイルを提案することを大切にしています。
例えばアイロンを使う人だったら、ここまでやってくれるからこういうスタイルがいいなとか、使わない人だったらスタイリング剤だけでいいスタイルを提案させてもらったりとか。
お客様に一番寄り添った形で提案することを常に意識しています。
今回着用いただいたShox Zは、Forget-me-notsにて black / green / pink の3色で展開中。オンラインストアおよび各店舗にてお求めいただけます。
福岡県出身。都内の2店舗を経て『GOOD THING』(@goodthing.tokyo)のオープニングメンバーとして入社。現在は美容師としての活動に加え、個人でアパレルブランド「MSTRSKN」(@mstrskn_tokyo)を展開。
GOOD THINGスタイリスト。
圧倒的なセンスとバランス感覚でファッションアイコンとしても活躍。ショート〜ロングまで、性別問わず幅広いヘアを発信している。







