Talking w/ Mr.Saturday founder Ulala Vol.2 About
“What is Jewelry and Sneaker for her?” By Forget-me-nots Director Kyoko NAKAJIMA

Kyoko：スニーカーはどうかな？

Ulala：普段基本的にスニーカーかブーツしか履かなくて、特にスニーカーは小学校からずっと履いている“相棒”っていう感じ。
早く走れるし！（笑）

Kyoko：アクティブに動いてるイメージがあるから、ヒールで働くっていうよりもスニーカーで動き回っていそう。

Ulala：ヒールもね、この年になると履きたい、かっこいいとは思うんだけど、やっぱりスニーカーかな。いつ何があってもすぐ走れる。

Kyoko：今日はNIKEのAir Vapor Max EVOというシリーズのシューズを履いていただきました。デザインの感想は？

Ulala：かっこいい！色合いもかわいいし。
ボリュームがあるスニーカーだから女の子がメンズライクに合わせるのもかわいいし、タイトな服で合わせてもかっこいい。
早く走れそう！（笑）スニーカーはあまり綺麗めに履くというよりは、少し汚れて味が出てくるのが好き。
デニムとか、ミニスカートに合わせたい。

Kyoko：Air Maxは他にも履いたりする？

Ulala：一番好きなモデルはAir Max 97かな。足が綺麗に見える。

Kyoko：シューズのモデル名のEVOは、”Evolution”から来ているのですが、Ulalaさんは常に進化しているイメージがあります。自分を進化させるために心がけていることは？

Ulala：刺激を受けるために、インプットは海外に行く。日本はアウトプットする場所。
新しいことを気付かされる瞬間は基本的に海外にいる。
自分の中でおかしいな、と思ったことを日本で言うと、それは私がおかしいって言われることが多かったけど、アメリカではおかしいって思うことを肯定してもらえた。
自分の居心地がいい場所はアメリカだったけど、自分の意見を言うことに恐れなくなってからは、日本も居心地がいい場所になってきた。
これまでは自分のやってきたことを認めてもらえてなかったから話を聞いてもらえなかったけど、今は認めてもらえて自信もついてきたから、偉そうにはならないように、自分の言いたいことをきちんと伝えるようにしてる。
相手にきちんと伝わるように、否定はやめて共感することから始めてから、成長したって思えているかな。

Kyoko：Forget-me-notsは「For creative girls, Independent women」や「Every woman is a flower」「wild flower」という女性像を掲げています。
Ulalaさんはまさにそれを体現しているミューズとも言える存在ですが、そういった女性たちへ向けたメッセージをお願いします。

Ulala：今って、時代がすごく変化している最中。女性の社会的地位、結婚、出産とか、ここ20年の中で一番変わってきている。結婚してもいい、しなくてもいい、出産してもいい、しなくてもいい。もっともっと自由な環境にしていくには、自分たちのようなIndependentな女性たちが声をあげたり、生きづらいと感じたら口に出して訴えていったりしていかないと、この先10年20年進化がないままになってしまう。
夫婦別姓も、事実婚も認められないこの国だけど、色々な問題がある中で、自分たちでIndependent womenが声を上げて変えていかないといけない。
だからそういう女性たちには、どんどん発言をしていって欲しいな。
ニューヨークから帰ってきて衝撃だったのは、すべての広告などでうたわれている、男性目線の女性の価値。
1人の力では変わらないけど、みんなの力で変えられることはたくさんあると思ってる。

Kyoko：この間、国際女性デーがあって色々なキャンペーンがあって変わってきているとは思ったけど、まだまだ声をあげていかないといけない世の中。
実は国際男性デーもあるけど、あまり注目されていないのは当たり前だから。
女性のことも、当たり前になって欲しいね。

Ulala：毎日Celebrate（お祝い）して！って思うよね！（笑）
わざわざその日じゃなくていい。自分たちの多様性、自由を謳歌できる国にしていきたいな。
だからこそ、この国でアウトプットをしていこうと思ってる。