TALKING w/ PURPLE THINGS designer KIKUNO
“What is Sneaker Culture and Street Fashion for her?” -NIKE AIRXOTIC
By Forget-me-nots Director Kyoko NAKAJIMA

今回KIKUNOが着用したのは、”NIKE”のブレーザー MID 77’ SE。
“NIKE”のブレーザーは今やウィメンズのスニーカースタイルでは定番となりつつあるけれど、実はルーツはバスケットボールシューズ。
ハイテクなコートシューズが多く登場している中、こんなにビンテージ感あふれるシューズでプロのバスケットボールプレイヤーたちがコートを走り回っていたなんて驚き。
同じシリーズで、定番モデルの最新作Air Force1 PIXELとAir Max VERONAも登場。
今回のモデルは”NIKE”のマーク、スウッシュにパイソンやレオパードなどのアニマル柄がプリントされていて、シンプルな中にもワンポイントが際立つ一足になっている。
このシリーズ、KIKUNOはどう履きこなす？

KIKUNO：家にも実際靴箱がこうやって重ねて置いてある。
やっぱり”NIKE”の靴は生活に欠かせない。

Kyoko：KIKUNOさんにとって、スニーカーカルチャーやストリートファッションってどういう存在？

KIKUNO：すごい難しい質問（笑）
ストリートウエアって、絶対に裏にデザイナーの今までの人生やカルチャーが意味として含まれているから、そこがすごく好き。
スニーカーも、歴史があるじゃないですか。このモデルはこの時誰が履いてたとか。そういうことが好きだし、そのシューズの特徴やポイントを見るようにしてる。
ここ数年で知りたいと思うようになって、より好きになったかも。
だんだん、このモデルが好きだなっていうのも決まってきて、その中で遊んでる。
ずっと履いてるのはNIKE Air Force 1 の黒と白。Air Jordan 1シリーズもよく履く。
最近気に入っているのは、NIKE Reactのシリーズ、Overbrakeなどの機能性が高いもの。
機能的であると同時に”NIKE”はゴツゴツした無骨な変わったデザインをシュッと見せることが上手だと思う。

Kyoko：スニーカーカルチャーや歴史でぐっと来る瞬間って？

KIKUNO：昔の映画に出てくる人物がコルテッツを履いていたりすると、この時この人はこれを履いてたんだ！って面白くなる。
スニーカーを好きになって、歴史をみるようになって、さらにそういうことが見えてくると、さらに映画を見るのも楽しくなってくる。
海外のセレブのスナップを見て履いているのを見ると盛り上がれたり、街ゆく人を見ててあの人いい履き方してるな、とか、知ってると日々が楽しくなる。
スニーカーを知れば知るほど、履き方でその人のことが少しわかったりしてくる。
スポーツブランドを混ぜないとか、Air Force1でこの履き方はしないとか、そういうのも知ると面白いし、ちゃんと従うタイプ（笑）

Kyoko：知らないで履いちゃうと、知っている人からすると違うなーって思われちゃったり（笑）カルチャーへのリスペクト大事ですね。

Kyoko：今日はエキゾチックなアニマル柄をスウッシュに落とし込んだ“NIKE AIRXOTIC”のBLAZERを履いていただきましたが、履いてみてどうですか？

KIKUNO：柄がすごくかわいい。パイソンとかレオパードとかのアニマル柄は好きでよく取り入れる柄。NIKEの中ではBLAZERってシュッとしてる形だから合わせやすい。デニムが多いからよく履いてる。今日も、ハイカットのスニーカーに合うバランスになるように自分でカットオフしたデニムを合わせた。一番自分のコーディネートで木にするのは、バランス感。ここがあと２cmこうだったら！とか、この靴はこのデニムにしか合わない！とか、自分の中でルールがある。

Kyoko：おすすめのスタイリングは？

KIKUNO：これからあったかくなったら、シンプルに白T、デニムにこのBLAZERとか、私は着ないけど女の子だったらワンピースにBLAZERとか。
スウェットパンツにもすごく合う。”fmn”のオリジナルにも合いそう。

PURPLE THINGS - DESIGNER/DIERCTOR
KIKUNO
東京出身。幼少期から音楽やストリートカルチャー等、ボーイズカルチャーに触れながら育つ。写真学科を専攻後、19歳から4年間をサンフランシスコとロンドンで過ごし、帰国後デザインオフィスで働く傍ら、ブロガーとして活動。2015年に自身のブランド「PURPLE THINGS」を立ち上げる。生粋の東京ローカルとして独自のネットワークを持ち、音楽とストリート、そしてファッションを繋げる独自のセンスは注目を集め、現在はギンザを始めとする様々な雑誌やメディアに頻繁に取り上げられるとともに、過去にはユナイテッドアローズアンドサンズの企画/デザインにレギュラー参加、キュレーションサイトでコラムを連載するなど、活動は多岐に渡る。
PURPLE THINGS - @purplethingstyo
@kiki_sun
STAY IN BED